2014年8月20日水曜日

Feskekörka

ヨーテボリの新鮮な海の幸

 
 
 
スウェーデンの西海岸の港町ヨーテボリでは、新鮮な魚介類を楽しめる
ちょっとユニークな場所があります。
 
屋内魚市場「 Feskekörka 」(フィスケシュルカ)は、
((English: Fish church)直訳すると「魚の教会」)1874年に都市建築家の
 Victor von Gegerfeltによって手掛けられた建物です。
 
「魚の教会」という名前は、構造がゴシック建築に似ていることに由来していて、
実際は教会とは無関係です。
 
1910年に魚市場で開かれていた「競り」は郊外のMajnabbe漁港へ移転し、
それ以来新鮮な魚類を取り扱う「フィッシュマーケット」として
ヨーテボリ市民の食卓を潤してきました。
 
現在、Feskekörkaには、4つの魚の貿易会社と2つのレストランが入っています。
 
毎朝、水揚げされたばかりの新鮮な魚が手に入る場所はいつも多くの人で賑わい、
また、新鮮な魚介を贅沢に使って、調理されるレストランは、観光客にも人気の場所です。
 
 

 
 
場所は市内の中心部、Hagakyrlan駅からすぐアクセスの良い場所にあります。
(またはJärntorget駅からも、徒歩圏内です。)
 
 
 
 
Feskekörka
Address: Rosenlundsvägen
411 25 Göteborg
 
                                                                HP: www.feskekörka.se
 
Opening hours
Tue - Thursday 09.00 - 17.00
Friday 09.00 - 18.00
Saturday 10.00 - 15.00
 
 
 
 
すぐ脇には、ローゼンルンド運河が流れ、景色の良いところにあります。
 

 
中に入ると、両サイドにぎっしりと並ぶ、新鮮な魚介を並べた魚のショーケースが
目に飛び込んできます。



 
 
 サーモンをはじめ、タラやヒラメなど様々な種類の魚が揃っています。
値段は時価。その時の、水揚げによって価格が決まります。
 
量り売りの場合、1キロの価格が表示されています。
 
 

 
 
 これは、Havskräftor(海のザリガニ)と呼ばれ、河で生育している
代表的な赤いザリガニよりも、味わいがまろやか。
 
海で獲れる、少しピンク色をした上品なHavskraäftorは
大変高価ですが、とても人気があります。
 

 
 
スウェーデンではもうすぐ、ザリガニパーテイー(Kräftskiva)の開かれるシーズンを迎え、
ザリガニが多く出回るようになってきました。
 

 
 
魚を購入する時は、(価格が表示されていないことも多いので)
お店の店員さんに直接訪ねてみます。
 
  おすすめの旬の魚や、調理の仕方など、
良いアドバイスがもらえるはず。
 

 
市場ならではの、活きの良い魚がたくさん
 



スウェーデンの代表的なオープンサンドイッチに欠かせないRäkor(エビ)も
山盛りで売られています。
スウェーデンではエビが良く食卓に上がりますが、
スーパーで売られているエビは、大抵が冷凍品です。
 
市場では新鮮な、茹でたての冷凍されていないエビも購入可能なので
ぜひ、味の違いを試してみては?
 
 
 
 
調理されたパイや、サラダ、エビのサンドウィッチや魚介のスープなど
テイクアウトも可能です。
 
 


建物内には2つのレストランが入っていて、質の高い食事が提供されています。
 
 
 
 
Restaurang Gabriel
 
 
 
 
 
Restaurang Kajutan
 
Tel: +46 031-774 00 73


 
 
 

ぜひ、皆さんも新鮮な海の幸が味わえる
 Feskekörka を訪ねてみてはいかがでしょうか?

















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