スウェーデンの遊園地
今回はスウェーデンのヨーテボリにある遊園地”Liseberg”(リセベリ)をご紹介します。
”Liseberg”では毎年300万人の人が訪れ、北欧で最も多い集客数を誇る遊園地と言われています。
1923年の創業から90年以上の歴史があり子供から大人までみんなに親しまれ、
2005年には「世界でトップ10」の遊園地に選ばれたこともある遊園地なんです。
さて、今回は夏のLiseberg遊園地をご紹介します。
園内に入ると、こんな感じでリストバンドを手首につけてもらいます。
これで入場と一日乗り放題の乗り物チケットになります。
価格は入園料+1日乗り放題のチケットで395SEK (日本円で5900円程)
Lisebergの営業期間は毎年4月末から10月の初頭までですが、それ以外は基本的に閉園になります。
11月半ばにはクリスマス限定でオープンし、鮮やかなクリスマスのデコレーションで彩られた
園内はクリスマスマーケットや様々なイベントが催され、たくさんの人で賑わいます。
冬季営業期間は、お休みになる乗り物がありますのでご注意くださいね。
園内にはたくさんの緑があるので、木の下でひと休み。
絶叫マシーンに乗るだけではなく、建物で演出されたノスタルジックなLisebergの雰囲気や
道路に並んだ小さなキャンディーショップなど、大人も子供も楽しめるようになっています。
例えばレストランもこんな感じ。
"Tyrolen"というレストランの店内はオーストリアのチロルの街をイメージしています。
遊園地と言えば、ファストフードというイメージがありますがLisebergでは、
おいしくて雰囲気のあるレストランが他にもたくさん見つかります。
こちらのBalder(バルダー)という木製のジェットコースターは、「木製のジェットコースター」と
聞くだけで、安全性は?木が腐っちゃったら?などど心配になりますが、
乗ってみれば、すごい速さで一瞬の内に駆け巡るジェットコースターに圧倒されて、
木製だった事なんて関係なくなる程のスリルです。
バルダーは2003年と2005年には「木製のローラーコースターとして世界で1番」
に選ばれたこともある、人気の(もちろん安全な)アトラクションです。
北欧まで来て、わざわざ遊園地で人混みにもまれるのはちょっと。。
と思っていた私ですが、行ってみると思っていたような典型的な「遊園地」とは違う何かを感じました。
市内の中心にいても、遊園地の中にいても、スウェーデンには自然がいつも近くにあるんです。
アトラクションの順番待ちは、日本と変わりませんが、ちょっと人ごみに疲れたら、
青々とした芝生の上で大きな木の下で寝転がる。そんな風景が当たり前のスウェーデンの遊園地は
大人になっても、行きたくなる場所です。
スウェーデンの遊園地を是非、みなさんも一度試してみてはいかがですか?