季節のお菓子 -Semla-
スウェーデンの伝統的な季節のお菓子の一つに、セムラ(Semla)というお菓子があります。
Fettisdagen(解告火曜日)という’セムラの日’に食べられるのが伝統のお菓子で
たっぷりの生クリームと甘いアーモンドペーストが入ったお菓子です。
今年のセムラの日は3月4日の火曜日でした。
今年のセムラの日は3月4日の火曜日でした。
12月頃から、イースターの頃までパン屋さんやカフェなどの店頭に並びます。
スウェーデン定番のお菓子だけあって、スーパーやコンビニ、駅の売店、ガソリンスタンド
あちこちでセムラが売り出されます。
地元の新聞は毎年、今年一番のセムラを評価する記事を掲載するなど、
伝統的なお菓子セムラは今も人気です。
Göteborg で今年一番に選ばれたセムラはこちらから
セムラのパン生地の中見える黒いツブツブは、香辛料のカルダモンです。
ホイップクリームの下には、甘ーいアーモンドクリームがたっぷり入っています。
スウェーデンのお菓子に使われているホイップクリームは、たいてい甘くないんです。
甘いクリームと甘くない生クリームが口の中で合わさると、ちょうどいい感じがします。
このアーモンドクリームはスウェーデンではとても一般的で、
Mandelmassa(マンデルマッサ)と呼ばれ、
色々なケーキやお菓子に使われています。
セムラの他にも、ワッフルの日、シナモンロールの日などもあり、
みんなでお菓子を味わう機会も多いスウェーデン。
これからも、スウェーデンのコーヒータイム文化を紹介していきたいと思います。
お店に並ぶ大量のセムラ |
セムラのパン生地の中見える黒いツブツブは、香辛料のカルダモンです。
ホイップクリームの下には、甘ーいアーモンドクリームがたっぷり入っています。
スウェーデンのお菓子に使われているホイップクリームは、たいてい甘くないんです。
甘いクリームと甘くない生クリームが口の中で合わさると、ちょうどいい感じがします。
このアーモンドクリームはスウェーデンではとても一般的で、
Mandelmassa(マンデルマッサ)と呼ばれ、
色々なケーキやお菓子に使われています。
スウェーデン人は、コーヒー好きとして良く知られていますが、
よく知られているのがこのシナモンロール(Kanelbulle)。
シナモンとカルダモンのスパイスが入っているので、
焼き立ては口に運ぶ度に、ふわっとスパイスの香りがします。
こちらはヨーテボリにあるお菓子屋さん、Nöjds konditoriから |
他にも、こんな様々な伝統的な焼き菓子があります。
小さいけど、とっても甘くてコーヒーにぴったりです。
スウェーデン人はFIKA(フィーカ)というコーヒータイムがとっても好きです。
学校や会社でも、朝10時、ランチの後に、午後3時のFIKA...というように、
一日に何度もコーヒーブレイクを楽しむ傾向があります。
それは、義務的な行為ではなく、親しい友人や同僚と
コーヒーとお茶菓子と共に、リラックスした穏やかな時間を楽しむ為のものです。
みんなでお菓子を味わう機会も多いスウェーデン。
これからも、スウェーデンのコーヒータイム文化を紹介していきたいと思います。