2014年9月3日水曜日

Vadstena slott & Alvastra kungsgård

歴史的遺跡を巡る旅



今回はスウェーデンの歴史を物語る二つの建築物について、お伝えしたいと思います。


まず最初に紹介するのは、スウェーデンの南部のÖstergötaland県にある
Vadstena Slottという古城を紹介したいと思います。







www.visitvadstena.eu 引用



Vadstena Slott(ヴァドステナスロット)は16世紀に国王グスタフヴァ‐サによって
建造されたルネッサンスの城で、
元々は、デンマークやスウェーデンの南方Småland(スモーランド)の攻撃から
ストックホルムを保護するための要塞として1545年建てられました。

その後計画は変更され、建物は王の息子Magnusに献上される事になり、
建物は1620年に遂に完成し、長い歴史を経て現在まで保存されてきました。

当時のインテリアや絵画などが、最高の保存状態で残されている
城の内部は、一般に公開されています。

人気のガイドツアーは、当時の人々の生活を再現するように
衣装を纏ったガイドの案内が用意されていて、雰囲気を盛り立ててくれます。




www.visitvadstena.eu 引用
 建物内部は撮影禁止の為残念ながらご紹介できません。





スウェーデンで2番目の大きさを誇る美しい湖、
Vättern湖のほとりに佇む城は、
城の内側からも、すぐそこに広がる青い湖が見えます。



Vadstena slottは1716年まで、ロイヤルパレスとして王族の所有でした。



建物の外側は要塞として建てられたという歴史が示すように
質素で固い印象が漂います。





Address:  Hamngatan 4, 592 30 Vadstena
Telephone: +46 0143-62 16 00
Email: office@visitvadstena.eu
 HP: http://www.svetur.se/sv/visit-vadstena/ 

 入場料
大人: 80 SEK
子供: 60 SEK (8 - 17 years old)
7歳以下の子供:  無料

ガイドツアー
 大人: 120 SEK (スウェーデン語)
子供 (8 - 17 才): 80 SEK7歳以下の子供:  無料

アクセス 
バス (最寄りのLinköpingから)
エクスプレスバス65または68でVastena停車駅まで。









次に紹介するのは、さらにスウェーデンの歴史を遡り、
12世紀に建てられたスウェーデンの大修道院の遺跡が残る
Alvstra kungsgård(Avstra Abbey) です。

シトー会の大修道会が建てられてた、この場所は今は
長い歴史の中で風化して、廃墟となっていますが、
12世紀の建物が今も残るこの場所は長い歴史を伝える貴重な場所です。



現在は、国によって保存されいます。




今は柱や建物の一部が残されているのみですが、当時は
この写真のような立派な姿だった事が伺えます。





教会の建築を思わせるような立派な柱が、未だにしっかりと
そびえ立っています。




今となっては、緑が生い茂り、当時の暮らしを思い浮かべることは
難しいですが、12世紀に建てられた建物が今も残る風景は特別な思いがします。





みなさんも、一度スウェーデンの歴史や文化に触れる
歴史的建築物を巡る旅を計画されてみては、いかがでしょうか?